YouTube の収益化の条件をクリアしたら、次は何をすればいいのか。株式会社Masayume の YouTube チャンネル「Masayume AI Lab」は、Claude Code と After Effects で編集した1本目の動画が大きく再生され、公開から10日以内に収益化の条件をクリアしました。2026年10月14日に Instagram で公開したリールでは、その次の戦略として「2D×3Dのミックス」を紹介しました。
この記事では、条件を確かめた日と審査の流れを、時点つきの数字で整理します。後半では、1本の物語の中で2Dと3Dを混ぜる作りを、参考にした動画の構成から説明します。
この記事の結論
- Masayume AI Lab は2026年10月4日に開設し、10月5日に公開した1本目の動画が大きく再生されて、公開から10日以内に収益化の条件をクリアしました(10月14日に YouTube Studio で確認)。
- 10月17日に申し込み、10月19日に YouTube パートナープログラムの承認の通知が届きました。
- 次の戦略は、1本の物語の中で、2Dのモーショングラフィックスの場面と3Dの場面を混ぜる作りです。
- 編集はこれから自動化が進むので、編集の質だけでは差がつきにくくなる、というのが Masayume の考えです。差がつくのは「アイデア」と「速度」です。
- この記事の数字は、Masayume AI Lab の記録で、After Effects で編集した動画の数字です。
実際に行ったこと
Masayume AI Lab の1本目は、海外の会社員が AI に起業を任せた実話を紹介した、約15分の動画です。紹介した方の実話で、Masayume 自身の体験ではありません。台本づくりと編集の段取りを Claude Code で進め、After Effects で仕上げています。
その結果と次の戦略を、61秒のリールにまとめました。リールの編集も同じやり方です。Claude Code が字幕41枚・効果音37個・寄り(ズーム)7か所の設計を作り、After Effects のスクリプトで場面を組んで書き出しました。書き出した後に0.5秒ごとのコマを確かめ、最後は Masayume が見て完成と決めています。
使った道具は次のとおりです(2026年10月時点)。
| 役割 | 使った道具 | メモ |
|---|---|---|
| 台本と編集の段取り | Claude Code | 字幕・効果音・場面の設計を作る |
| 場面の組み立てと書き出し | After Effects | スクリプトで場面を組み、書き出す |
| 数字の確認 | YouTube Studio | ダッシュボードと「収益化」の画面 |
| 文字起こし | Whisper | リールの声から字幕の元を作る |
料金はプランと画質で変わるので、各サービスの料金ページで確かめてください。
手順
1. YouTube Studio で、収益化の条件を確かめる
収益化の条件は、YouTube Studio の「収益化」の画面で確かめます。2026年10月時点の条件は、チャンネル登録者1,000人と、過去12か月に公開した長尺動画の総再生時間4,000時間です(ショート動画で満たす方法もあります)。

気をつけたいのは、数字が出るまでの時間差です。10月10日の夕方に収益化の画面を見たときは、登録者は822人と出ていましたが、総再生時間は「10月5日時点のデータ」のまま止まっていました。登録者はほぼその日の数字で、総再生時間は数日遅れて出ます。

10月12日のダッシュボードでは、1本目は公開から6日4時間で視聴回数16.2万回、平均視聴時間は3分14秒でした。登録者は988人です。28日間の総再生時間は3555.7時間と出ていましたが、これも遅れて出る数字です。

10月14日には、チャンネルの概要パネルで登録者1300人を確かめ、YouTube Studio で条件のクリアを確かめました。概要パネルの視聴回数は、同じ日の1本目の公開ページの数字より少なく出ていて、ここにも集計の遅れがあります。
2. 条件を満たしたら申し込み、審査を待つ
10月17日に申し込みました。最初は「申し込む」のボタンが押せませんでした。画面の右にある「お申し込み前」の項目に、2段階認証の設定が残っていたためです。設定を済ませてから申し込みました。
審査は、YouTube の案内では通常1か月以内です。Masayume AI Lab は10月19日に承認の通知が届き、収益は10月18日の分から入りました。審査ではチャンネルの動画が見られるので、審査の間は、いちばん見られている動画を消したり非公開にしたりしないと決めていました。
3. 参考にする動画を、場面ごとに2Dと3Dに分ける
次の戦略を考えるために、ある解説系の YouTube チャンネルの動画を参考にしました。他の方の作品なので、ここでは名前と映像は出さず、作りだけを書きます。
その動画は、モーショングラフィックスのアニメーション(2D)の場面と、3Dで表現した場面でできています。1本の物語の中で、2Dと3Dが入れ替わりながら進みます。リールを作るときに場面を10コマ選び、2Dか3Dかを書き出すと、3Dと2Dがほぼ交互に並びました。書き出した形は次のとおりです。
番号|2D か 3D か|何が映っているか
01|3D|部屋で2人が向かい合う
02|2D|年表の横棒と数字
03|3D|書斎のボードの前の場面
04|2D|人物のイラストと色のバー
(10コマまで同じ形で書く)
見比べて分かった、2Dと3Dの使われ方は次のとおりです。
| 2D(モーショングラフィックス) | 3D | |
|---|---|---|
| 映っていたもの | 年表の線、人物のイラストと色のバー、積み上がる図 | 教室や居間、窓の外の住宅街、話す人物 |
| 見せていたこと | 数字や時代の流れ | その場の様子や空気 |
| カメラの動き | 図が順に出てくる | 人物の後ろから回り込む、上に上がって街を見下ろす |
| つなぎ方 | 2Dの図が終わると、そのまま3Dの場面に切り替わる所もある | 2Dと交互に出てくる |
参考にするのは「作り」だけです。他の方の映像を自分の動画に使うときは、許可を取る・使う長さを短くする・出典を書く、の3つを守ります。
4. 編集は自動化に任せて、アイデアと速度に時間を使う

Masayume の考えはこうです。編集そのものは、これから自動化されていきます。だから、編集の質だけでは差がつきにくくなります。

差がつくのは、ライバルがまねできない、周りにない動画を考えるアイデアと、それを早く形にする速度です。1本の物語に2Dと3Dを混ぜる作りは、その一つの例です。編集を自動化して空いた時間を、企画と見せ方の工夫に回します。
結果
| 項目 | 内容 | 時点・出どころ |
|---|---|---|
| チャンネルの開設 | 2026年10月4日 | チャンネルの概要パネル |
| 1本目の公開 | 10月5日19時(10月4日は限定公開) | YouTube の公開ページ |
| 1本目の視聴回数 | 16.2万回(公開から6日4時間) | 10月12日・YouTube Studio |
| 1本目の平均視聴時間 | 3分14秒(動画は約15分) | 10月12日・YouTube Studio |
| チャンネル登録者 | 988人 | 10月12日・YouTube Studio |
| 2本目の公開 | 10月12日19時 | YouTube の公開ページ |
| 1本目・2本目の視聴回数 | 210,494回・9,992回 | 10月14日17時・YouTube の公開ページ |
| 収益化の条件 | クリアを確認(公開から10日以内) | 10月14日・YouTube Studio |
| 申し込みと承認 | 10月17日に申し込み、10月19日に承認の通知 | YouTube Studio |
数字はすべて Masayume AI Lab の記録で、After Effects で編集した動画の数字です。成果には個人差があります。
失敗した点と、次から気をつけること
日数は、どこから数えるかで変わる
「開設日」「公開日」「条件を確かめた日」のどれから数えるかで、日数は変わります。記録では、1本目の公開は10月5日19時で、公開から5日の10月10日夕方の登録者は822人、条件のクリアを確かめたのは10月14日でした。数字を話すときは、どこから数えたかを先に決めておきます。
条件を満たした時点の動画は2本
2本目は10月12日19時に公開しています。登録者が1,000人を超えたのは、988人だった10月12日から、10月14日までの間です。条件を満たした時点で、公開していた動画は2本でした。ただ、10月14日時点の視聴回数は1本目が210,494回、2本目が9,992回で、再生のほとんどは1本目でした。
「平均視聴率」と「平均視聴時間」を言い分ける
3分14秒は平均視聴時間です。視聴率(維持率)は%で表す数字なので、言葉を分けて使います。
次から、数字を話す前に次のチェックを使います。
- 日数は「開設日」「公開日」「条件を確かめた日」のどれから数えたかを決めている
- 数字に、何月何日の、どの画面の数字かを添えている
- 平均視聴時間と視聴率(維持率)を言い分けている
- 総再生時間は数日遅れて出るので、収益化の画面で確かめている
- 参考にした他の方の動画は、名前と映像を出さず、作りだけを書いている
向いている人・向いていない人
向いている人
- 収益化の条件をクリアしたあと、次の動画の作りを考えたい人
- 編集を自動化して、企画に使う時間を増やしたい人
- 解説系のチャンネルで、見せ方の幅を広げたい人
向いていない人
- 他の方の動画の映像そのものを使いたい人(権利の問題があるため、おすすめしません)
- 編集の細かな作り込みだけで差をつけたい人(この記事の考え方とは方向が違います)
よくある質問
YouTube の収益化の条件は何ですか?
2026年10月時点では、チャンネル登録者1,000人と、過去12か月に公開した長尺動画の総再生時間4,000時間です(ショート動画で満たす方法もあります)。2027年2月1日から、新しく申し込むチャンネルは総再生時間8,000時間に変わると報じられています。申し込む前に、YouTube のヘルプで最新の条件を確かめてください。
申し込みから承認まで、どれくらいかかりましたか?
Masayume AI Lab は、10月17日に申し込み、10月19日に承認の通知が届きました。YouTube の案内では、審査は通常1か月以内です。かかる日数はチャンネルによって変わります。
2Dと3Dの場面は、それぞれどう作ればいいですか?
2Dの場面は、Claude Code で作る方法を Claude Code で2Dアニメを作る記事 で紹介しています。3Dの場面は、ChatGPT の絵コンテと Seedance で作る方法を ピクサー風3Dアニメの記事 にまとめています。まずはそれぞれを短く作り、1本の中でつないでみてください。
まとめ
- Masayume AI Lab は、1本目の公開から10日以内に収益化の条件をクリアし、10月19日に承認の通知が届きました。
- 数字は遅れて出るので、日付と画面の名前を添えて確かめます。
- 次の戦略は、1本の物語の中で2Dと3Dを混ぜる作りです。編集を自動化して空いた時間を、アイデアと速度に使います。
まずは、参考にしたい動画を1本選び、場面ごとに「2Dか3Dか」を書き出してみてください。
元のリールは Instagram で見られます。ほかの作り方は 記事の一覧 にまとめています。株式会社Masayume については、トップページ をご覧ください。
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